「エンジニアの輪」に参加した感想など 2023/12/10
「エンジニアの輪」という勉強会に参加しましたので、感想などを記事にしてみます。
2度目の参加です。
前回の記事はこちら
どんなイベント?
エンジニアの輪とは、ITエンジニアの交流を深めることを目的にした交流会・勉強会です。
【エンジニアの輪】とは
このイベントではLTにて勉強や刺激、知識の共有・気づきになることも目的としております。
また、現役エンジニアや今後エンジニアになりたい人たちが交流できることを重視しております。
職場外の方と話をして、新しい知見を得てください。
【LT会&勉強会】エンジニアの輪 at 東京 渋谷(第13回) - connpass
持ち物
- PC
- スマホ
- 参加費(1,000円)
当日の流れ
基本的には前回同様、以下のようなコンテンツで進行していきました。
- トークコーナー
- テーブルに分かれて、参加者と交流する時間
- LT会
- トークセッション
LT会について
今回は6名の発表がありました。
私も発表させていただきました! 資料はこちらです。
今回のLT会もとても盛り上がりました!
私が個人的に学べたことは以下の通りです。
1. トラブルシューティングについて
的確にトラブルシューティングできるようになると、エラー解消までの時間を短縮できたり、障害復旧を早くできるメリットがある。
仮説をもとに進めていくのが大事。
しっかりエラーメッセージを読んだり、エラーメッセージで検索すること。
トラブルシューティングの技術を向上させるには、数をこなすこと、手を動かすことが大事。
まれに、開発者側ではなくサービス提供側に問題がある場合もある。 (AWSの障害など)
2. 外部APIを自社システムに連携するまでの流れ
自社サービスなどに、外部APIを使った処理を実装するまでの流れがわかった。
基本的な流れは以下の通り。
- リクエスト送信
- レスポンス取得
1. リクエスト送信
URLにヘッダーとボディを付与してリクエストする。
2. レスポンス取得
一般的にはJSONなどのデータになっているので、自分の用途に合わせて加工する。
3. 1人システム開発を通じて感じたこと
4. 高卒工場員から2年でフリーランスエンジニアになるまでの道のり
やってよかったアクション
- やらないことを決める
- 野球、遊び、恋愛、SNS
- プログラミングしまくる
- 平日4時間, 休日8時間
- 質問できる環境を作る
- オンラインサロンなどのコミュニティに参加した
5. エンジニアよ、手品を見よ
「ものを消す」方法は、以下のようにいろいろある。
- 本当に消す
- 隠す
- 別のものに注意を向けさせる
目的達成手段を複数考える、という点がエンジニアと共通している。
相違点は、エンジニアは再現性があるが、手品は再現性がない。
共通点もあるし、相違点もあるので、手品を学ぶことで自分自身の視野が広がる。
6. フロントエンドとバックエンドのコミュニケーションをスムーズにするスキーマ駆動開発
APIのデータ構造について、フロントエンドとバックエンドの間で齟齬が発生するケースがある。
API設計書を作る手もあるが、そもそもその設計書が間違っている可能性もある。
解決するために、OpenAPIという仕様に準拠する。
apiDocというサービスを使うことで、APIのモックを簡単に作ってくれる。
トークセッション
「先輩エンジニアに聞いてみよう」というテーマで、以下の2名の方が登壇してくださいました。
- 株式会社リブ・コンサルティング CTO 飯田氏
- 株式会社ハンモック koba-yu氏
以下、質問と回答です。
CTOや技術部長のやりがいを教えてほしいです!!
飯田氏
メンバーの成長を実感できること。
事業の成長に関われること。
koba-yu氏
プロダクトに深く関わること。
もしメンバーレイヤに戻るとしたら、何を意識して仕事されますか?
飯田氏
周りを利用する。
とにかく自分の成長を目指す。
それが事業の成長につながると実感している。
koba-yu氏
「なぜ?」を追求する。
教育と事業推進のスピード感はややトレードオフにあるのかな〜と思うのですが、この辺りの両立で何か工夫されている点はありますか?
koba-yu氏
事業推進を優先すべきときは外部ベンダーに任せる、という判断はあり得る。
飯田氏
いかにトレードオフにさせないようにするか、という視点が必要。
教育することが事業推進につながるよね、という意識を持つこと。
技術とマネジメントをどう配分してスキルアップしていくにはどうすればいいですか?
koba-yu氏
まずは好きな技術をひたすら経験するのがおすすめ。
「〇〇を勉強しています」だけではなく、「なぜ勉強しているか」「将来何をしたいか」を言語化するのが大事。
飯田氏
事業のフェーズによって、求める人材は変わる。
「どう努力したか」を言語化できると良い。
「配分」は気にしなくて良い。
とにかく、自分のやりたいことを明確化して実行すること。
【重要ワード】計画的偶発性理論
計画的偶発性理論とは?クランボルツ教授に学ぶキャリアデザイン
トークセッションの内容は以上です。
どんなエンジニアと交流できた?
今回、特に印象的だったエンジニアの方は以下の通りです。
Aさん
- 「OSSのコード読むの楽しいですよ」
- 以下のコードが勉強になると教えてくれた
- PHPUnit
- TanStack Query
- 以下のコードが勉強になると教えてくれた
Bさん
- 「バリスタからエンジニアに転身しました」
- 行動力すごい!
Cさん
- 「自衛官からエンジニアに転身しようとしてます」
- 自分の将来をきちんと考えててすごい!
Dさん
- 「LTは何回もやってて余裕です」
- 発信力があって見習いたい!
Eさん
- 「大企業のシステム基盤を1人で支えてます」
- まだ若いのに技術力すごすぎる!
- 大規模な開発現場の実態を教えてくれて参考になりました
Fさん
- 「フリーランスになりました」
- 勇気のある決断をしていて本当にすごい
- がんばってほしい!
Gさん
- 「2児の子育てしながらエンジニア目指してます」
- ほんと頭が下がります
- 応援してます!
Hさん
- 「C#, Python, JavaScript, Kotlinなどなど書けます」
- マルチプレイヤーすぎてすごい!
Iさん
- 「手品を見よ!」
- LTで手品をやるというぶっ飛び具合がすごい!
- 機会があれば手品見ようと思います
まとめ
今回もとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
みなさん本当にいい人ばかりで、エンジニアやっててよかったな〜と思えます。
またぜひ参加したいです。
主催者の長岡さん、運営のみなさま、参加者のみなさま、素敵な交流会をありがとうございました。