【Laravel】HTTPステータスコードの定数を使う方法
はじめに
処理を記述する際に、定数を使用することでマジックナンバーを減らせます。
今回はLaravelでHTTPステータスコードの定数(200, 404など)を使う際に便利な、定義済みの定数をご紹介します。
HTTPステータスコードの定数を使う方法
LaravelでHTTPステータスコードの定数を使用するには、下記クラスを使用します。
/Path/to/application/laravel/vendor/symfony/http-foundation/Response.php
上記ファイルには、下記のように定数が記述されています。
Response.phpclass Response { public const HTTP_CONTINUE = 100; public const HTTP_SWITCHING_PROTOCOLS = 101; public const HTTP_PROCESSING = 102; // RFC2518 public const HTTP_EARLY_HINTS = 103; // RFC8297 public const HTTP_OK = 200; public const HTTP_CREATED = 201; public const HTTP_ACCEPTED = 202; public const HTTP_NON_AUTHORITATIVE_INFORMATION = 203; public const HTTP_NO_CONTENT = 204; public const HTTP_RESET_CONTENT = 205; public const HTTP_PARTIAL_CONTENT = 206; public const HTTP_MULTI_STATUS = 207; // RFC4918 public const HTTP_ALREADY_REPORTED = 208; // RFC5842 public const HTTP_IM_USED = 226; // RFC3229 public const HTTP_MULTIPLE_CHOICES = 300; ...
上記の定数を自分のクラスで使用するには、まずuse
文で読み込みます。
任意のクラスuse Symfony\Component\HttpFoundation\Response;
そして、実際に定数を呼び出します。
$response->status()
が「200
」かどうかを判定する処理は以下の通りです。
任意のクラスif ($response->status() === Response::HTTP_OK) { return 0; }
もし、use
時に他のResponse
クラスと名前がかぶってしまった場合は、別名(エイリアス)を設定しましょう。
任意のクラスuse Symfony\Component\HttpFoundation\Response as HttpResponse; if ($response->status() === HttpResponse::HTTP_OK) { return 0; }
このように定義済みの定数を使用することで、実装が楽になります!